はじめに
どうも!閲覧ありがとうございます。
かずーです!
今回は、「ノートパソコンと、デスクトップパソコン、どっちがいい?」という、問いに対して、どちらも所有している&ガジェット好きな僕が解説していきたいと思います。
なるべく専門用語を使わず、わかりやすく解説しています。
(ノートパソコンは、MacBookと、Dell Inspiron 15 7590。デスクトップPCは、一台所有しています。)
よろしくお願いします!
- パソコンを購入をしようとしている学生さん
- 仕事で使用するパソコンを選んでいる会社員さん・リモートワーカー
- 初めてパソコンを購入する人
ノートPCのメリット・デメリット
この章では、私がどちらも使用して感じたノートパソコンのメリット・デメリットについて、紹介したいと思います。
- どこでも使用できる
- デスクトップPCに比べ省スペース
- 電源がなくても使用できる
- 追加費用がいらない
- 内蔵カメラとマイクがある
- 消費電力が少ない
- 外でプレゼンができる
- 性能が低くなりがち
- 熱を帯びやすい
- 気軽に部品の交換ができない
- コスパが悪い
- 画面サイズが小さい
- キーボードが使いにくい
- 故障すると修理が困難
- 高性能になると重くなる
メリット
どこでも使用できる
ノートパソコンの最大の利点です。ノートパソコンは、非常にコンパクトで持ち運びができる点です。
当たり前やん!
と言われるかもしれませんが
あたりまえだけど、意外と見落としがちなポイントだよ!
デスクトップパソコンは、家でしか作業ができないのですが、ノートパソコンの場合は、カフェ・図書館・交通機関での移動中に作業ができます。
移動中でも作業ができるのは、作業効率が向上すると思いませんか?
デスクトップPCに比べ省スペース
家が広い人にはあまり影響がなさそうなメリットですが、実物を見るとわかりますが、ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて、非常に小さく、省スペースで使用することができます。(特に、MacBookは薄くてびっくりします)
電源がなくても使用できる
デスクトップパソコンの場合は、常に電源に繋いでいないと、使用することができませんが、ノートパソコンにはバッテリーが搭載されているので、電源がなくてもバッテリーを使用してパソコンを使うことができます。これのメリットを享受できるのは、ズバリ、落雷時・災害時です。
災害時に関しては、わかると思うのですが、落雷時にも役立ちます。落雷によって停電が発生した時、デスクトップパソコンの場合は強制終了してしまい、最悪データが消えることがあるのですが、(私も実際に起きたことがあります)ノートパソコンの場合は、バッテリー駆動に切り替わり、大事なデータなどを保存することができます。
追加費用がいらない
デスクトップパソコンの場合は、かかるお金は、パソコン本体だけではありません。本体の他に、マウス・キーボード・モニターが必要なのに対して、ノーとパソコンの場合は、本体を購入すると、モニター・キーボード・トラックパッドがついてくるので、本体だけで、使用を開始することができます。
内蔵カメラとマイクがある
一部ついてないパソコンがありますが、最近のノートパソコンには
大体ついています。最近はだいぶコロナウイルスも落ち着いてきたとは言え、完全にリモートワークが無くなったわけではありません。そのため、何かと、リモート会議をするときなどにカメラやマイクがあった方が便利です。
「デスクトップパソコンでは、カメラやマイクが使えないの?」
と思うかもしれませんが、
さらに費用がかかるし、使えるようにするのに、手順がいるから、ノートパソコンに比べたら、カメラやマイクを使うのが不便だよ!
という感じです。
消費電力が少ない
最近高騰してきている電気代。ノートパソコンは、デスクトップパソコンに比べて、電力をあまり必要しない設計になっているパソコンが多いので、月々の電気代を抑えることが出来ます。
(といっても、500円ぐらいの印象です)
ただし、それに伴う弊害が発生することもあります。これについては後ほど詳しく説明します。(「デメリット」の「性能が低くなりがち」という章です)
外でプレゼンができる
意外なメリットかもしれません。デスクトップパソコンだと、せっかくいいプレゼン資料が出来たとしても、それを紹介することが出来ません。(持ち運べないため)ですが、ノートパソコンの場合は、そのまま発表することが出来ます。
一応紹介しておきます。
デメリット
性能が低くなりがち
先ほど、ノートパソコンは、消費電力が少ないと説明しましたが、言い換えると、「処理に使える電力が少ない」という意味にもなります。
ノートパソコンは、デスクトップパソコンに比べ、少ない発熱・少ない電力が要求されるため、CPU(パソコンの計算処理を行う脳のようなものです)も省エネモデルになり、処理に割ける電力が少なくなるため必然的に、性能が低くなるのです。
実際に比較してみましょう。今回比較に使用するのは、AMD製の、Ryzen 5 5600というCPUと、そのラップトップ版(ノートパソコン版)である、Ryzen5 5600u(省エネ版)というCPUで比較してみると、
ベースクロックというCPUの基本性能(数字が大きいほど性能がいいです)で、比較してみると
となっているので、デスクトップ版の方が、1.5倍ほど性能がいいです。
熱を帯びやすい
特にこの症状は、ゲーミングノートパソコンで、よく起こる症状です。ノートパソコンは
構造上、ノートパソコンは狭いスペースに色々な部品を詰め込むため、冷却ファンで冷却しきれないと熱暴走といって、パソコンの熱が処理できなくなることがあります。
これの何がいけないのかというと、
「部品の寿命が縮まる」という点と、「部品の本来の性能が出せない」という点です。
特にまずいのが、「部品の寿命が縮まる」ことです。
大切に使っているパソコンが熱が原因で壊れたら、悲しいですもんね。
気軽に部品の交換ができない
デスクトップパソコンの場合は、ケースの側面を開けるだけで、内部に到達することが出来ますがノートパソコンの場合は、裏のネジを外してそこから、カバーを取ったりしないと、なかなか内部に到達することが出来ません。そのため、ノートパソコンで、できるのはメモリーの増設ぐらいになるのです。
コスパが悪い
ノートパソコンは、初めから、モニターやキーボード・トラックパッドがついてきますが、
そのかわり、同じような性能でも、デスクトップパソコンに比べて高い値段になります
(大体、3~5万円程度です)
もしも、トラックパッドは使わないでマウスしか使わない場合は、トラックパッド分の値段を損することになります。
画面サイズが小さい
ノートパソコンは持ち運びを想定して設計されているので、モニター(ディスプレイ)のサイズが小さくなりがちです。ですが、テレビなどのモニターに接続すると解決する話です。
キーボードが使いにくい
特に、テンキー(キーボード右側についている電卓みたいなものです)が付いているノートパソコンは要注意です。テンキーで右側を占領されるので、キーボードが小さくなり、タイピングしにくくなります。
故障すると修理が困難
もしも、デスクトップパソコンで、CPUという部品が故障したとしましょう。
デスクトップパソコンの場合は、CPUが基盤に直接ついていないことが多いので、交換できるのですが、ノートパソコンの場合は省スペースにするために、基盤に直接ついていることが多いので、「基盤ごと交換」みたいなことがおこり、修理代が高額になる場合もあります。
高性能になると重たくなる
こちらも、ゲーミングノートパソコンでよく起こることです。ゲーミングノートPCは、ゲームをすることが前提となっているため、高性能なCPU・GPU(映像の処理をする部品です。)
を搭載し、それを冷却するための大きめのファンをつけるので、重たくなりがちです。
デスクトップPCのメリット・デメリット
この章では、私がどちらも使用して感じたデスクトップパソコンのメリット・デメリットについて、紹介したいと思います。
- 性能がいい
- 拡張性が高い
- コスパがいい
- 冷却性能が高い
- 耐久性が高い
- いろいろなモニターが使える
- ポート数が多い
- 部品の交換がしやすい
- 持ち運びできない
- 設置するスペースが必要
- 消費電力が多い
- デスク周りがケーブルだらけになる
- 停電したときにデータが消える
メリット
性能がいい
デスクトップパソコンの最大のメリットと言えるでしょう。デスクトップパソコンは、ノートパソコンに比べ部品を収納できるスペースが非常に大きいため、高性能になると、
巨大化しがちな部品をしっかりと収納することができるため、性能が良くなります。
拡張性が高い
先ほどの話と、似ている部分がありますが、デスクトップパソコンは部品を収納できるスペースが多いので、ストレージ(データを保存する部分)が足りなくなっても、後から追加することが出来ます。
コスパがいい
ノートパソコンは、小型化や、パソコン本体に色々なものがついているため、値段が高くなってしまうのですが、デスクトップパソコンの場合は、あまり省スペースという要素を考えないで設計することができるため、同じスペックでも、ノートパソコンに比べ安く手にいれることが出来ます。コスパを重視する人には重要な内容ですね!
冷却性能が高い
ノートパソコンは、省スペース設計で、できているのでファンが小さくなり、熱暴走の原因になったりしますが、デスクトップパソコンはファンをたくさん載せることができるので、
冷却性能が高いです。
耐久性が高い
デスクトップパソコンは、冷却性能が高かったり、故障の要因となる要素を極限まで減らすことができるので、ノートパソコンに比べて、耐久性が高いです。また、部品の交換が容易なので、修理代もノートパソコンに比べて抑えることができます。
いろいろなモニターが使える
一応ノートパソコンについている、HDMIというポートを使えば、外部のモニターに接続することができるのですが、デスクトップパソコンの場合は、パソコン本体だけでは使えないので自分の用途に適した、モニターを使うことが出来ます。
ポート数が多い
ここで言う、「ポート」というのは、USB・USB-Cや先ほど紹介したHDMIのことを指します。ノートパソコンには、側面や全面にしかポートをつけられるスペースがないため、あまり多くのポートを設置することが出来ないのですが
デスクトップパソコンの場合は、ポートを設置できるスペースが多いので、たくさんのポートを載せることができ、複数のUSBメモリーなどを刺すことができるので、作業効率がアップします!
部品の交換がしやすい
先ほどに説明した内容に似ているかもしれませんがデスクトップパソコンは部品を収納するスペースが多いため、簡単に、ストレージの増設やメモリの増設が行えます。
デメリット
持ち運びできない
当たり前の話ですが、デスクトップパソコンは箱型の大きなケースでできているので当然持ち運びは出来ません。
(Mac Miniのような小さいデスクトップパソコンもあります)
これにより、外出先で作業ができないというデメリットが発生します。
停電したときにデータが消える
ノートパソコンには、バッテリーが搭載されているので、落雷になどにより、停電しても、ある程度の時間は使用することが出来ますが、デスクトップパソコンの場合は、バッテリーが搭載されておらずコンセントから直接電源を供給しているため、コンセントから電源が遮断されてしまうと、そのままパソコンの電源が落ちてしまいます。
消費電力が多い
デスクトップパソコンは冷却性能が高いため、発熱しがちな高性能な部品を搭載することができ、高性能な部品はたくさんの電力を消費するため、ノートパソコンに比べて、電気代が高くなりです。
デスク周りがケーブルだらけになる
意外なデメリットかもしれません。ノートパソコンの場合は、一つの板に、キーボードやトラックパッドが全てついて来るので、あまりごちゃごちゃしないのですが、デスクトップパソコンの場合は、モニター・キーボード・電源ケーブル類で机の下がケーブルだらけになります。
結局どっちがいいの?
おすすめはノートパソコン
もし、あなたが初めてパソコンを購入するのならば、私のおすすめはノートパソコンです。
理由は以下の通りです。
- そもそも初めは、パソコンの使い方を覚えるだけで、あまり高度なことをしないから
- デスクトップの場合は自分で周辺機器を揃えす必要があるため少し大変
- 内蔵カメラやマイクがあるので、リモート会議やオンライン授業にもすぐに対応できる
ただ、最初からデスクトップパソコンのほうがいい人もいるので紹介したいと思います。
デスクトップPCの方がいい人もいる
「PCゲームをする人」
です。これ以外の人は、とりあえずノートパソコンでいいと思います。
(デスクトップPCに魅力を感じている場合はデスクトップでもいいです)
ゲーミングノートパソコンというものがこの世の中にありますが私は全くおススメしません。
先ほどから何度も説明していますが高性能な部品を搭載すると、発熱が常に付きまとい、PCが熱くなりすぎてキーボードに触れないほど温度になることもあります。しかも、ゲーミングノートPCはなんといっても「重い!」
です。そのため、重く・大きいのでノートパソコンの最大のメリットを享受できなくなります。
だから、私はデスクトップゲーミングPCをお勧めします。
(そもそもPCゲームは外でやるイメージがないです。。。)
まとめ
というわけで、本日は、「ノートPCとデスクトップPC、どっちを選ぶべき?」という点について、両方のPCを所有している私は、両方のメリット・デメリットを紹介しました。
ただ、実際にパソコンを使用するのは他でもないあなたです。そのため、あなたの納得のいくパソコン選びをして欲しいです。
それではまた!
またねー